横浜市旭区南希望が丘のNPO法人ハートフル・ポートさんにて
ちょうど1年前の7月にスタートした「令和の子育て・孫育て」。
娘世代に赤ちゃんが生まれて、「今の子育てって昔と全然違う!」と戸惑う、
新米おばあちゃま達が、令和の子育てについて知りたい!と、
私(田邊千恵:子どもの接し方アドバイザー)を講師に迎えてくれています。
2025年7月11日(金)、勉強会第6回目の開催となりました。
今回お話する内容はこちら
👶回を重ねて、ライフステージがさらに変化
定期的に参加してくださる方も多く、
「あのとき生まれたばかりだった赤ちゃんが大きくなっていて感動!」
「里帰り出産だった娘さんが、自宅に戻っての育児に奮闘しているそう」
など、参加者のみなさんのライフステージの変化も感じられる時間でした。
そして今回は、なんと「新しい命を授かった」とのご報告も。
ご家族の成長や変化に寄り添うばぁば世代の優しさが、会の空気をさらにあたたかくしてくれました。
💕 姑との関係を経て…ママ世代との“ちょうどいい距離感”を模索するばぁばたち

印象的だったのは、「距離感を大切にしたい」という声が多かったこと。
第1回の講座で「今のママ世代は、よかれと思ってされたことでも負担に感じることがある」
とお伝えしたのを、ずっと心にとめていてくださっている方もいました。
例えば、「ご飯を作って届けたいけど、どんなメニューが喜ばれるのか悩む」という声に対して、
私は「まずは直接、娘さんに聞いてみましょう!」と提案。
気遣いもサポートも、“対話”しながらつくる関係こそが、今の時代に合った“孫育て”のあり方なんです。
👩「ぼーっとする時間がないママたちがかわいそう」…忙しすぎる毎日への共感
今回の会では、「ぼーっとできる時間があるから落ち着けるのよね」というお話から、
自然と働くママたちの生活にも共感を寄せていました。

朝バタバタ保育園へ送って、仕事して、帰ったらご飯とお風呂で精一杯。毎日が戦場みたい。

保育園って、預けてる間にママが買い物してるとダメなんでしょ?大変だよね。

すぐに食べられるおかずを持って行って、冷蔵庫に入れてあげたら、きっと助かるよね
…こんなふうに、
今のママたちの大変さに思いを寄せ、できるサポートを一緒に考えていくばぁばたちの姿が、
本当に頼もしく感じられました。
💝「自分で選びたい」平成・ゆとり世代ママの価値観に寄り添って
日本は、家族で本音をなかなか話せない傾向にあります。
けれど、今のママ世代――とくに平成・ゆとり世代は、
「自分の軸」や「納得感」をとても大切にしています。
だからこそ、ばぁば世代が「共感」と「対話」を意識することが、家族をつなぐサポートの第一歩。
今回も、「娘の気持ちを尊重したい」「応援したいけど、出しゃばりたくない」
という前向きな葛藤を持つばぁばたちと、一緒に考える時間を持てたことがとても嬉しかったです。
🔔次回も開催します!一緒に、ママ世代との“あたたかい関わり”を考えましょう

「娘やお嫁さんとの距離感に悩んでいる」
「今の子育ての傾向が知りたい」
「孫育てをもっと楽しみたい!」
そんな想いをお持ちの方は、ぜひ次回のご参加をお待ちしています。
毎回、あたたかい学びと笑いにあふれた時間になっていますよ。
令和の子育て・孫育て 第7回勉強会
9月12日(金)10:30~12:30
ハートフル・ポートにて