新年度が始まり、子どもも親も落ち着かない気持ちになりがちですよね。でも、春は植物が芽吹くように、子どもたちも少しずつ成長している時期です。日々のちょっとした変化に気づき、声がけすると、さらに成長した姿が見られますよ。

「園や学校のこと、どう聞く?」
新年度が始まり、ママは園や学校での様子が気になりますよね。
「今日、幼稚園どうだった?」
ママがしがちな質問はこうです。でも実は、小さいお子さんは答えるのが難しいんです。なぜなら、子どもは「今・現在」に生きていて、1日の出来事を振り返ることがまだ難しいからです。
そこでおすすめなのは、お子さんが園や学校の話をふと口にしたタイミングで、しっかり聞いてあげることです。
ママのタイミングではなく、お子さんのタイミングということが重要です。

例えば、忙しい家事をしている最中でも、お子さんが「そういえば、今日〇〇したんだ」と話し始めたら、その瞬間を逃さずに聞いてあげてください。
その後は、掘り下げるような質問をしてみましょう。
「そうなんだ、それは誰と遊んだの?」
「何回くらい?楽しかった?」
具体的に聞いてあげると、子どもも話しやすくなります。
そして、何より大切なのは、お子さんに「園のことを聞けて嬉しい!」という気持ちを伝えることです。
「〇〇して楽しかったんだね。ママも〇〇ちゃんがどんな風に遊んでるか知れて嬉しいよ」と伝えることで、お子さんは「ママは園のことを話すと喜んでくれるんだな」と思い、もっと話してくれるようになります。

この方法で、我が家の子どもたちも、生徒さんたちもそれぞれの家庭で、園や学校のことをよく話してくれるようになりましたよ。
ぜひ、やってみてくださいね~♪