こんにちは。モンテッソーリ教師&子どもの接し方アドバイザーの田邊千恵です。
先日、東京・上野の国立科学博物館で「生命の歴史」ツアーを開催しました。
小学生親子向けで、今回でなんと5回目の開催です。
今回お話する内容はこちら
🌍モンテッソーリ教育で大切にしている「生命の歴史」
モンテッソーリ教育では、「生命の歴史」を学ぶことをとても大切にしています。
宇宙の誕生から地球の誕生、そして生命の誕生とその進化の歴史をたどることで、
“悠久の時間の流れの中に、今ここに生きている自分がいる”と感じることができるからです。
それは、自分の存在を肯定する力=自己肯定感にもつながると言われています。
特に6歳前後の子どもたちは、
「自分はどこから来たの?」
「人間ってなぜいるの?」
といった“存在への問い”を持ちやすい敏感期です。

この時期にこそ、こうした壮大な学びがぴったりなんです。
🗺️科学博物館ってどう見ればいいの? にお応え
国立科学博物館は、古生代〜新生代の化石展示がとても充実していて、
子どもたちの興味関心にぴったり。

でも、はじめて行くご家族からは、
「広すぎてどこをどう回ったらいいのか分からない…」
という声もよく聞かれます。
そこで、ツアーでは、古生物に詳しい私(モンテッソーリ教師歴8年)が、
効率的なルートで解説しながら、子どもたちの興味に合わせてお話していきます。
知識の詰め込みではなく、対話を通して“感じて、学ぶ”体験型の学びになるよう心がけてます。
📸ツアーの様子をご紹介!
今回参加してくれたのは、小学1年生の男の子とお母さん。
事前にお伝えしていた内容をしっかり覚えていて、
恐竜のTシャツを着て来てくれました!
こうした「関連する服や持ち物」は、子どもの気持ちを盛り上げ、
学びのスイッチが入りやすくなります。

生物の進化が分かりやすい絵本『わたしはみんなのおばあちゃん』
も一緒に持ってきてくれて、展示と絵本を見比べながら学ぶ場面もありました。
キッズカメラを持参して、気になった展示をパシャリ📸
自分で記録するという行為も、後からの振り返り学習にとても役立ちます。
また、食事時間を早めに取る・適度に休憩を入れるなど
お子さんが無理なく楽しめるよう工夫しています。
🤱実は、このツアーにはこだわりがあります
このツアーでは、小学生以下の弟妹の同伴はご遠慮いただいています。
今回は、弟さんがいない中で、
お母さんと二人きりの特別な時間を過ごすことができ、
参加された男の子はとても嬉しそうに穏やかに過ごしていました。

このような「上の子とママの2人時間」は、実は愛着形成にとても大切な時間です。
日常ではどうしても下の子に手がかかりがちですが、
こうした機会に上の子だけと向き合う時間を作ることは、心の栄養になります。
✨学校だけが学びの場じゃない。おうちでもできる“好きなことからの学び”
科学館や博物館に行くと、
「せっかく来たんだから、しっかり見てね!お勉強になるから!」
と、つい大人が“がんばらせてしまう”こともあります。
でも、実は子どもは「好きなこと」から学ぶ力がとても強いのです。

無理に押しつけるよりも、楽しい雰囲気や寄り添った関わりが大切です。
学校以外でもたくさんの学びができることを、もっと知ってほしいと私は思っています。
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私は、モンテッソーリ教師として8年、
おうちモンテを実践してきた経験から、
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